平成27年3月の法人税務についてのお知らせです

税理士さんの豆知識

Ⅰ 謄本と抄本

戸籍謄本:戸籍の原本を全てコピーし証明した書類です。
戸籍抄本:戸籍に記載されている人の一部を抜粋して証明した書類です。

Ⅱ 除籍と戸籍

除籍とは:戸籍の中にいる人全員が、戸籍から除かれる(死亡、離婚、転籍など)とその戸籍は除籍となる。従って、戸籍の中に一人でも残っていれば除籍にならない。(除籍謄本はとることができない。)
筆頭者が亡くなっても筆頭者と本籍は変わらない
筆頭者と本籍は戸籍のインデックスの役割。「亡くなった人がそのまま筆頭者にいるのは変だ」という人がいますが、夫が亡くなると妻が児童的に筆頭者になることはありません。

Ⅲ 戸籍筆頭者

戸籍筆頭者とは、戸籍の筆頭に記載されている者のことをいう。戸籍法第6条では以下のとおり規定されている。
戸籍法第6条 戸籍は、市町村の区域内に本籍を定める一の夫婦及びこれと氏を同じくする子ごとに編成されます。

Ⅳ (例 サザエさん)

波平さん とマスオさん は夫々が戸籍筆頭者ですが、マスオさんは世帯主ではなく波平さんが世帯主ということになります。